Joruri CMS 2017 Release 4をリリース

公開日 2019.02.28

主なリリース内容

■ミドルウェア等のバージョンアップ

ruby2.3.7から2.6.1にバージョンアップ
rails5.0から5.2にバージョンアップ
gemライブラリのバージョンアップ
javascriptライブラリのバージョンアップ

■機能追加

[管理画面] 管理画面でのブックマーク登録機能を追加
[管理画面] 承認待ちページの一覧表示を追加
[プレビュー] 読み上げ順序確認機能を追加
[記事] 記事集計機能を追加
[記事] フィード表示設定機能を追加
[記事/地図] Google Mapにルート案内表示機能を追加 ※DirectionsAPI, PlaceAPIを有効にする必要があります
[記事/設定] 記事設定にエディター内に読み込むCSSの設定項目を追加
[地図コンテンツ/設定] 一覧表示形式設定を追加
[カレンダー] カレンダーピース書き出し機能を追加
[ディレクトリ] XMLサイトマップ機能を追加
[ファイル管理] ファイル名・ディレクトリ名の編集機能を追加
[ユーザー/組織変更] 組織変更機能を追加
[サイト/設定] 承認メール送信元設定を追加
[サイト/設定] 地図のデフォルトをOpenStreetMapに変更 ※地図を表示するレイアウトに「/_common/themes/openlayers/ol.css」を読み込む必要があります

■機能変更

[編集] 記事などの編集時に保存せずにページを移動・更新するときに警告を表示するように変更
[記事/イベント] イベント期間を複数設定できるように変更
[ピース] 複製(更新用)ボタンを廃止し、公開中のピースを編集した際に自動的に更新用複製が作成されるように変更
[ファイル管理] CMSが管理しているファイルにはタイトルを表示するように変更
[サイト/コンセプト] 展開表示に変更

■軽微な改善

[管理画面] 承認待ち一覧が奇数行のとき、承認依頼中一覧の最初の行がグレーになるのを修正
[管理画面] 記事一覧画面のHTML修正
[管理画面] 管理画面CSS調整
[CKエディター] テンプレートのCSSを調整
[コンテンツ] コンテンツのカレントメニューに色を付ける
[記事] 公開開始日時が設定されている場合に公開保存を押したら、公開開始待ち状態か公開状態を選べるように変更
[記事] 承認後公開設定にしている場合、承認完了後に即公開となるが承認完了メールの内容が公開依頼になっているのを修正
[記事/承認フロー] 承認依頼時のコメント入力を追加
[記事/添付ファイル] トリミング領域の左上端の判定を修正
[記事] テンプレートコンテンツの添付ファイルのタグを調整
[記事/リンクチェック] リンクチェックエラーのCSSを調整
[記事/リンクチェック] 新規作成記事にファイルを添付してリンクチェックした際にリンクエラーとならないよう修正
[地図コンテンツ/マップ設定]  カテゴリ種別の変更時にカテゴリリストを更新する
[問合せコンテンツ] 禁止語句チェックをメールアドレスに適用
[問合せコンテンツ] 確認画面を使用する場合にデータ投稿時画像認証チェックを追加
[組織コンテンツ] 一覧画面の微修正
[フィード] 出力内容を調整
[カレンダー] イベント検索の開始日を空にできるように変更
[アクセスランキング] 検索フォームの修正
[ピース] 公開状態のピース詳細画面に削除ボタンを表示しないように変更
[ピース] 更新用の自由形式ピースはピースIDを編集不可に変更
[ピース/SNSパーツ] 表示種別からGoogle+の項目を削除
[ピース/リンク集] 「指定なし」のtargetを修正
[ピース/SNSパーツ] 表示種別/LINEで送るの表示方法を変更
[ディレクトリ] 名称変更後の物理ディレクトリの存在チェックを追加
[ディレクトリ/ファイル管理] ディレクトリ編集権限を調整
[ディレクトリ/ファイル管理] アップロード容量制限の設定をサイト設定の添付ファイル最大サイズ設定を参照するように変更
[グループ/ユーザー] ユーザーアカウントの重複チェックを修正
[ツール/プラグイン] リポジトリURLの設定を追加
[コンセプト] 階層移動時に階層番号を更新
[ジョブ] デフォルトジョブと再構築のプロセスを分離
[公開画面/音声] 音声読み上げの範囲を変更
[公開画面/音声] 音声再生後にファイル作成中のメッセージを非表示に変更
[公開画面] WebサーバーとAPPサーバーを分離している場合、特定条件下においてスマートフォンでサイト内検索を行った場合に404になるのを修正
[nginx] インストール時にダミー証明書を設定
[その他] 開発モードでのログ出力を調整
[その他] _common,_themes,_filesの処理を修正
[その他] 汎用リダイレクト機能を追加
[その他] slonikコマンドエスケープ処理を修正
[その他] yarnが未インストールであると警告が表示されるのを修正
[その他] 使用可能モジュール設定を使用不可モジュール設定に変更
[その他] 書き出しクラスの名前空間を変更

■不具合修正

[カレンダー] カレンダー/イベント一覧ピースの表示カテゴリ設定時にイベントが表示されないのを修正
[ディレクトリ] ディレクトリ名を変更後、元のディレクトリ名に戻そうとするとエラーになるのを修正

■リファクタリング

[カレンダー] URLパラメータ渡しのリファクタリング
[再構築] 再構築オプションのリファクタリング
[ユーザー] 所属グループ設定のリファクタリング
[ユーザー] ユーザー権限のオプション定義をリファクタリング
[その他] URL生成処理を統一
[その他] コンセプトのセレクトボックスのリファクタリング
[その他] javascript処理のリファクタリング
[その他] URLパラメータのリファクタリング
[その他] 不要コードの削除

Joruri CMS 2017 Release 3からのバージョンアップ方法について

以下の手順にはapplication.ymlおよびnginxの設定ファイルをコピーする手順が含まれます。
nginxの設定を変更して運用している場合は、コピー後に変更差分を適用してください。

ruby-buildを更新
$ su -
# cd /usr/local/rbenv/plugins/ruby-build
# git pull

ruby2.6をインストール
# rbenv install 2.6.1
# rbenv global 2.6.1
# ruby -v

ruby-mecabをインストール
# cd /usr/local/src/mecab-ruby-0.996
# make clean
# ruby extconf.rb && make && make install

# su - joruri

アプリケーションルートディレクトリに移動
$ cd /var/www/joruri

ソースを更新
$ git pull

application.ymlをコピー
$ cp config/original/application.yml config/application.yml

ライブラリを更新
$ bundle install

DBを更新
$ bundle exec rake db:migrate RAILS_ENV=production

cronを更新
$ bundle exec whenever --update-crontab

CSS, jsファイル等をコピー(public/_common ->  site/000*/public/_common)
$ bundle exec rake joruri:maintenance:common_dir:copy RAILS_ENV=production

assetsコンパイルを実行
$ bundle exec rake assets:precompile RAILS_ENV=production

delayed_jobを停止・起動
$ bundle exec rake delayed_job:stop RAILS_ENV=production
$ bundle exec rake delayed_job:start RAILS_ENV=production

unicornプロセスを停止・起動
$ bundle exec rake unicorn:stop RAILS_ENV=production
$ bundle exec rake unicorn:start RAILS_ENV=production

ダミー証明書を作成
$ bundle exec rake joruri:configure:certs RAILS_ENV=production
$ cp config/nginx/samples/nginx.conf config/nginx/nginx.conf

nginx設定ファイルをコピー
$ cp config/nginx/samples/servers_common.conf config/nginx/servers_common.conf
$ cp config/nginx/samples/rewrite.conf config/nginx/rewrite.conf

nginxをリロード
$ su -
# systemctl reload nginx

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