概要

Joruri CMS 2017は、地方自治体の公式サイトを構築するために必要な機能を備えたオープンソース・ソフトウェアのCMSです。
このCMSは当社サイトブリッジ株式会社の社内にて開発を進めています。

当社では商用CMSと遜色ない機能・性能を備えたCMSを国産オープンソース・ソフトウェアとして提供することにより、高機能なホームページシステムを低コストで構築できるようにご支援したいと考えてます。
当社においても、Joruri CMS 2017を利用した、「基本180万円自治体ホームページ再構築サービス」をご提供しています。

Joruri CMS 2017の名前の由来

Joruri CMS 2017のプロダクト名は、オリジナルのJoruri CMS の後継プロダクトの2017年版という意味です。
オリジナルのJoruri CMS については、下記の「Joruri CMS Ver.1-3との違い」をご覧ください。

年号の2017は、マイクロソフトやジャストシステムのオフィス製品のようにバージョンを表します。
オリジナルのJoruri CMS が、Ver.Xという表記を採用していることから、それと区別するために年号表記としました。

単なる数字でのバージョン表記よりも、年号のほうがリリース年が明確となり、年度単位で業務を行う自治体様の業務にマッチすると考えています。
また毎年新しいバージョンを出す方針で開発を進めるという意図が込められており、開発全体にメリハリをつけ、スピードアップを計る目的もあります。

Joruri CMS Ver.1-3との違い

徳島県庁様と当社(当時の社名は株式会社アイ・ディ・エス)は、徳島県ホームページの再構築のために、共同でJoruri CMS を開発し、2010年3 月23日にオープンソースとして公開しました。
このJoruri CMS はバージョンアップを重ね、現時点の最新バージョンはVer.3です。

このオリジナルのJoruri CMS は、自治体サイトを構築するために必要な最小限の機能のみを実装した、シンプルでわかりやすいCMSです。
Joruri CMS が普及するにつれて、自治体サイト再構築のプロポーザルに提案されることも多くなり、機能要件が満たせない点が課題となりつつありました。

そこで標準機能でプロポーザルの機能要件をすべて満たすことを目標に、Joruri CMS の派生バージョンであるZOMEKI(ぞめき)の開発を開始し、2012年8月1日にオープンソースソフトウエアとして公開しました。
Joruri CMS の機能を拡張しなかったのは、開発当初の段階で多数の機能を盛り込んで行くにあたり、Joruri CMS のシンプルでわかりやすい特徴を維持するのが困難であったためです。

Joruri CMS の派生版であるZOMEKIもバージョンアップを重ね、最新バージョンはVer.3となりました。
2012年のオープンソース公開以後も、いろいろな機能追加やUIの改善を行い続け、多くの機能を整理して管理画面に収納できました。

ZOMEKI Ver.3であれば、オリジナルのJoruri CMS の利用者の方にも支障なく使っていただけると考え、Joruri CMS 2017としてリリースすることとしました。

ZOMEKIとJoruri CMS 2017の違い

ZOMEKIとJoruri CMS 2017は基本的に同じCMSですが、Joruri CMS 2017としてリリースするために、次の変更を行っています。

  1. 管理画面のロゴとベースカラーを変更しています。
    ZOMEKIのベースカラーは赤ですが、Joruri CMS 2017ではオリジナルのJoruri CMS と同系統の青(紺色)です。
  2. ZOMEKIの一部機能を削除しています。
  3. ZOMEKIは毎週新しいバージョン(ビルド)をリリースしているため、ZOMEKI最新版とJoruri CMS 2017では新規開発の部分の差分があります。

自治体サイトへの導入状況

Joruri CMS 2017は、徳島県様の情報セキュリティクラウドにて、徳島県内の自治体様のホームページをマルチテナントで稼働させるために開発を始めました。
すでにマルチテナント対応していたZOMEKIをベースに、オリジナルのJoruri CMS の使いやすさを加味して、機能・UIの改善を進めました。

このような経緯から、Joruri CMS 2017は、最初に徳島県情報セキュリティクラウドに導入されており、現在13の市町村の公式ホームページが1式のJoruri CMS 2017で稼働しています。

以後、当社にご依頼いただいた自治体サイトの構築では、オリジナルのJoruri CMSの代わりに、Joruri CMS 2017を利用しており、千葉県多古町様、大阪府交野市様にJoruri CMS 2017を納入しています。
また各地のサイト制作外会社様においても、徐々にオリジナルのJoruri CMS からJoruri CMS 2017へのシフトが行われており、当社以外では鹿児島県東串良町様に導入されています。