JoruriCMSとは
Joruri CMS 開発の概要
初期型と改良型
Joruri CMSには次の2つの種類があります。
初期型:徳島県ホームページの再構築の際に開発し、2010年にオープンソース公開
改良型:JoruriCMSVer.1の派生バージョンのZOMEKIをベースに開発し、Joruri CMS 2017として公開
Joruri CMS 2020は、Joruri CMS 2017の後継バージョンです。
改良型は初期型と区別するため、後ろにリリースの年号を付加しています。
初期型の新機能開発は終了
初期型は2016年7月にリリースしたバージョン3が最終バージョンです。
現在はセキュリティ対応の修正のみとし、新規の機能開発は行っていません。
まだ多数の自治体様で稼働中ですが、改良型のJoruri CMS 2020への移行を推奨します。
改良型2世代目のJoruri CMS 2020
Joruri CMS 2020は、改良型の二世代目です。
今まではアプリケーションフレームワークのRailsのバージョンアップに合わせて、Joruri CMSのメジャーバージョンを上げてきました。
今後は対応するRailsのバージョンを上げても、Joruri CMSのメジャーバージョンを上げないこととしました。
このため2030年くらいまでは、プロダクト名をJoruri CMS 2020としたまま、マイナーバージョンアップを続けます。
次期バージョン
現在予定している各種の機能追加が完了すると、区切りとして次期バージョンとしてリリースします。
プロダクトの名称は、JoruriCMSとし、年号を付加するのをやめます。
必要と思われる機能をほぼすべて実装し、いったん完成版としたいです。
PWMへの移植
Joruri CMSをいったん完成させたあと、Joruri CMSの機能をPWM上に移植し、PWMにてCMSの機能が使えるようにします。
PWMのCMS機能は、「静的HTML生成」といった個々のアプリケーションとして実装しますが、それらをまとめてJoruriCMSとは呼ばないようにします。
既存のJoruri CMSは、開発・リリースを継続する予定であるため、PWMのCMS機能をJoruri CMSと呼ぶと、両者を混同するためです。
Joruri CMSのプラグイン開発では対応できない大規模な追加機能が必要な場合は、PWMのCMS機能をベースに構築できるようにします。
Joruri CMS 一覧
プロダクト | Ver. | 最新Ver. | Ruby | Rails | 初回 リリース |
最新 リリース |
機能改善 | セキュリティ 対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Joruri CMS | 1 | 1.3.2 | 1.9.1 | 2.3.16 | 2010-3-23 | 2013-4-23 | × | × |
2 | 2.2.2 | 2.1.5 | 3.2.13 | 2013-6-3 | 2018-6-7 | × | × | |
3 | 3.1.5 | 2.3.1 | 4.2.6 | 2016-7-15 | 2019-12-10 | × | ○ | |
Joruri CMS 2017 | Release5 | 2.6.0 | 5.2.2 | 2017-8-10 | 2020-4-21 | × | ○ | |
Joruri CMS 2020 | Release3.1.3 | 3.3.4 | 7.1.3 | 2020-10-1 | 2025-3-6 | ○ | ○ |