公開日 2020年11月10日
更新日 2020年11月10日
プロポーザルのCMS機能要件一覧
自治体ホームページの再構築業務の依頼先をプロポーザルで決める場合、次のような仕様書が提示されます。
1.プロポーザル実施要領
2.仕様書
3.企画提案書作成要領
4.CMS機能要件一覧
5.評価項目および評価基準
これらの仕様書のうちCMS機能要件一覧は、CMSへの要求仕様が表形式で100~300項目くらい記載されています。
それぞれの機能要件に対して、○:標準で対応可、△:カスタマイズまたは代替案で対応、×:対応不可を記入します。
機能要件一覧の問題点
それぞれの機能項目ついては100文字程度の説明であるため、項目によっては仕様が十分に読み取れない場合もあります。
また複数の仕様をひとつの項目にまとめて記載しているため、厳密に判定すると×となる場合があります。
CMSの機能仕様を細かく規定するには十分ではないのですが、いろいろな仕様のCMSを中立的に判定するのでやむを得ないでしょう。
この「機能要件分析」では、CMSを開発している立場から機能要件の各項目を詳細に分析します。