公開日 2020年12月23日
更新日 2021年04月08日
要件
Webサーバーに配置するページは静的なHTMLファイルであること。
ただしイベントカレンダーなど動的に表示させることが望ましいページはその限りではない。
解説
公開画面は基本的に静的HTMLで表示するという仕様です。
この仕様は自治体公式サイト特有のもので、静的HTMLを書き出せるCMSでないと公式サイトの機能要件に適合しません。
一般的なCMSは動的表示を基本としているので、この仕様に対応するハードルは高いです。
サイトのページは末端の記事ページだけでなく、新着の記事一覧や各カテゴリ別の一覧ページがあります。
記事ページが追加されると、それぞれの一覧ページに記事タイトルを表示するため、関連する一覧ページをすべて再書き出しすることとなります。
対応
Joruri CMS 2020は、静的HTMLでのページ表示を基本としています。
設定を変更すると、動的なページ表示も行えます。
標準的な構成では、CMSとWebサーバーを分けるため、CMSから書き出したHTMLファイルをWebサーバーから参照するしくみとしています。
複数のWebサーバーで構成する場合はNFSを配置し、CMSからNFSにファイルを書き出し、Webサーバーから参照するようにします。
次の場合は、動的にページを表示しています。
・フィーチャーフォン(ガラケー)のサイトすべて。
・フォームの登録および登録内容の確認ページ。
・記事一覧ページのページ送りのページ
これらのページの動的表示は、静的HTMLを表示するWebサーバーとは別に、アプリケーションサーバーを配置して行っています。