公開日 2021年10月12日
更新日 2022年06月28日
データ変換ソフトウェアの概要
データ変換ソフトウェアは、Joruri CMS Ver.1-3 のデータをJoruri CMS 2020に取り込むソフトウェアとなります。古いJoruriで稼働しているサイトを最新のJoruriに移行する際に使用します。
このソフトウェアは、オープンソース(MITライセンス)とですが、有償配布となります。
※現時点でのソフトウェアの詳細は、以下2017版を参考にご確認ください。
参考:Joruri CMS 2017へのデータ変換ソフトウェアの仕様 第1版 2018年12月6日
データ変換ソフトウェアの作業流れ
おおまかな作業の流れは以下のとおりです。
1.事前作業
- Joruri CMS 2020環境の構築。
- データ変換ソフトウェアのインストール。
- 移行元DBを、サーバー上のMySQLへインポート。
- 移行元の実ファイルを、サーバー上のフォルダへ配置。
- データ変換ソフトウェア設定、移行元DB・ファイルへのデータ変換ソフトウェアからの接続確認。
2.データ変換ソフトウェアの実行
ソフトウェアを実行します。
完了すると、以下のようにJoruriにサイトが追加されるようになります。
↓
3.確認・修正作業
データ変換が完了したら、サイトの確認・修正を行います。
変換後は各ページ・ピース等でHTML構造が大きく変わりデザインの崩れが発生するため、各コンテンツの設定やスタイルシートなどの修正を行います。
※変換後の画面イメージについては、以下資料を参考にご確認ください。
データ変換ソフトウェア実行後の画面[PDF:11.5MB]
【注意】作業スケジュールについて
データ変換ソフトウェアは、前述した「1.事前準備」のとおり、移行元DB・実ファイルをサーバーに配置してから作業を行う流れとなります。
一度ソフトウェアを実行してから、後日移行元から差分を取り込むような機能はありません。
このため、当社では以下のようなスケジュールで作業を行い、新旧サイトで差分が発生しないようにしています。
1.仮移行
事前テストとして、データ変換~修正作業までひととおり作業を行います。
この作業にて、以下を確認しておきます。
- 作業にかかる日数
- デザイン修正箇所の洗い出し
2.客先確認
仮移行したサイトを客先に確認してもらい、デザイン崩れ等ないか確認してもらいます。
3.本移行
客先確認に問題がなければ、移行元から最新のDB・実ファイルを取得し、データ変換を再度実行します。
仮移行時に修正箇所の洗い出しを行っているので、変換後の修正もスムーズに行うことができます。
なお新旧サイトで差分が発生しないよう、本移行期間中は移行元サイトを更新しないよう事前に客先に伝えておきます。
※もし元サイトを更新してしまった場合は、新サイトで再度更新を行っていただく必要があります。
データ変換ソフトウェアの利用について
このソフトウェアを利用する場合、以下の2方法がございます。
1.データ変換ソフトウェアを購入いただき、お客様自身で作業を行う。
※前述したとおり、データ変換ソフトを実行後にデザイン修正作業が必要となります。
2020の機能をある程度熟知していないと代替機能がわからない、同様の表示にできるか判断がつかないという場合がございます。そういった場合は弊社に作業を依頼いただくことをお勧めします。
※複数サイトのデータ変換を行う場合は、当社に依頼すると費用が高額になる可能性があることから、ご購入いただくことをお勧めします。
2.弊社に作業を依頼いただく。
弊社にてデータ変換作業および修正作業を請け負うことが可能です。
費用は以下2パターンおよびサイト規模によって変わりますので、ご連絡後にお見積りいたします。
- お客様保有のサーバー:サーバー環境をご連絡いただければ費用をお見積りいたします。
- 弊社管理の2020クラウド環境:300,000円(税別)から承っています。(自治体および関連サイトのみ)