公開日 2020年08月31日
更新日 2024年11月12日
Joruri CMSの開発計画
JoruriCMS 2017から2020へのバージョンアップは、Railsのメジャーバージョンがアップしたタイミングで行いました。
JoruriCMS 2020には今後も多くの機能を追加する予定であるため、Rails7への対応はメジャーバージョンを上げずに、JoruriCMS 2020で行うこととしました。
バージョン | リリース時期 | Rails | 特徴 |
---|---|---|---|
Joruri CMS 2017 | 2017年8月 | Rails5 | ZOMEKI Ver.3をベースに開発 |
Joruri CMS 2020 | 2020年10月 | Rails6 Rails7 |
管理画面の操作性を全面的に改善 |
Joruri CMS 2026 | 2027年 | Rails8 | ブロック型入力を導入 |
Joruri CMS 2030 | 2030年 | 最新 | PWMベースのCMS |
Joruri PWMは、Personal Workspace Managerの略で、Joruri Gw(グループウェア)の後継プロダクトです。
JoruriCMS 2030の開発構想
JoruriCMS2030は、JoruriCMS2020の機能追加ではなく、当社のWebアプリケーションフレームワーク「PWM」上でゼロから再構築されます。
このPWMは、すでに「JoruriMail2022」が稼働しているフレームワークです。
JoruriCMS2030では、オールインワンの一体構造であるJoruriCMS2020を各機能ごとに分割し、PWM上のアプリケーションとして実装します。
それぞれのアプリケーションは、単独で起動することができ、関連するデータを管理します。
また、アプリケーションを自由に組み合わせることで、グループウェアのようなプロダクトを実現することも可能です。
例えば、PWM上で動作しているWebメールクライアント「JoruriMail2022」も、このフレームワークを活用したアプリケーション群で構成されています。
JoruriMail2022は、次のようなアプリケーションで構成しています。
- ポータル
- メール
- ユーザー一覧
- PWM設定
- プロセスログ
- 社員名簿
- 顧客名簿
- メーリングリスト
- 共有アドレス帳
- 個人アドレス帳
- アクセスログ
このように、JoruriCMS2030は柔軟な設計により、さまざまなニーズに対応できるシステムとなります。