公開日 2020年08月31日
更新日 2023年06月13日
Joruri CMSの開発計画
JoruriCMS 2017から2020へのバージョンアップは、Railsのメジャーバージョンがアップしたタイミングで行いました。
JoruriCMS 2020には今後も多くの機能を追加する予定であるため、Rails7への対応はメジャーバージョンを上げずに、JoruriCMS 2020で行うこととしました。
バージョン | リリース時期 | Rails | 特徴 |
---|---|---|---|
Joruri CMS 2017 | 2017年8月 | Rails5 | ZOMEKI Ver.3をベースに開発 |
Joruri CMS 2020 | 2020年10月 | Rails6 | 管理画面の操作性を全面的に改善 |
Joruri CMS 2020 | 2023年 | Rails7 | JoruriCMS 2020のままRails7に対応 |
Joruri CMS 2028 | 2027年 | Rails8 | PWM版CMSとの位置づけを検討中 |
Joruri PWMは、Personal Workspace Managerの略で、Joruri Gw(グループウェア)の後継プロダクトです。
Joruri CMS 2020のマイナーバージョンアップ
Joruri CMS 2020は今後マイナーバージョンアップを行い、次の機能を順次追加する予定です。
Release 3(2024年6月リリース予定)
- Ruby 3、Rails 7、PostgreSQL 15へバージョンアップを行います。
- アクセシビリティチェック機能を項目ごとに使用するか選択する機能を追加します。
- 記事のカテゴリ、ピースに対して承認フローを設定する機能を追加します。また、承認状態に合わせて段階的に公開画面にリンクを追加していく機能を追加します。
- ピースに公開開始、公開終了の日時指定機能を追加します。
- 自由形式ピースの本文にCKエディターが使えるようにします。
- CSSをデータベースで管理し、変更内容をプレビューで確認できるようにします。
- 「テンプレート>ファイル」からアップするファイルに公開・非公開を設定できるようにします。また、公開開始、公開終了の日時指定機能を追加します。
- サイト管理者からのお知らせをログイン画面に表示できるようにします。
- 一定時間操作がない場合に、CMSから自動的にログアウトする機能を追加します。
プラグイン(有償サービス)
- メールマガジン登録、配信、バックナンバーページ公開機能 月額3,300円(税込)
- 施設予約状況管理機能 月額1,100円(税込)
- 問い合わせ取り込み機能 月額1,100円(税込)
- 記事公開時のSNS投稿連携機能(Twitter、
Facebook、Line)
※Facebookとの連携はアプリの利用申請が必要であり、テストなどを行うことが難しいことから見送りとなりました。 - 全文検索プラグイン Joruri Searchの標準サービス
- 目安箱プラグイン フォームから要望などを受付、回答内容をウェブ上へ公開できます。
- サイトデータ転送プラグイン 書き出し済みのサブディレクトリを外部のサーバーに転送し、静的なサブサイトとして公開できます。
JoruriCMS 2024(開発中止)
JoruriCMS 2020のバージョンのまま、Rails7に対応することとしました。
メジャーバージョンをアップしないため、JoruriCMS 2024の開発は中止します。
JoruriCMS 2024に実装する予定だった機能は、JoruriCMS 2020に順次実装します。
Joruri CMS 2028の開発構想
JoruriCMS 2020の次のメジャーバージョンは、JoruriCMS 2028とする予定です。
2027年末までにはリリースしたいと考えています。
JoruriCMS 2028は、バックエンドに配置したJoruriPWMと連携できるようにします。
JoruriPWMで作成した記事データをフロントのJoruriCMS 2028に転送して、一般にWeb公開する構成となります。
PWMにはファイル管理やメールなど各種の機能が独立したアプリケーションとして備えられています。
これらのアプリケーションを活用し、記事の素材の管理や複数メンバーによる記事の作成などを円滑に進められるようになります。
JoruriCMS 2028をPWMなしで、単独で利用することもできますが、新規の大きな機能はPWMに実装することになります。
JoruriCMS 2028は、ヘッドレス対応など公開画面に関する機能を充実させる方向の開発となる予定です。